こんにちは、メゾンド瀬谷家主の一木です。
瀬谷のワンルームや1Kの単身物件の
思うところをお話していこうと思います。
これは三ツ境もほぼ同じことが言えますが、
相鉄線沿線で瀬谷と三ツ境は
家賃が安いエリアなんです。
家主としては悲しいですが、現実問題として
受けいるほかないわけで。
でもって、なんで家賃が安いのかと言いますと
過去の古戦場がこのあたりだったとか、
巣鴨刑務所並の収容施設があったとか、
ものすごい爆音地域であるとか、
そういうわけがあって家賃が安いわけじゃないです。
単純にイケイケの不動産業が地元の農家に
「おじいちゃん！相続のためにアパート建てませんか？」と、
勧誘しまくって建てさせたわけなんですね。
まあ、こういう問題は別に瀬谷に限らず
日本のいたるところにありますが、
相鉄線ではこのあたりがとくに…
という感じです。
物件が多くなってどういう問題が起きたのか
まず、施主の地主は元から土地を持っていたので
箱物の建設費だけで済むわけです。
だから致命的な出費をしたわけじゃないんですが
似たような物件が乱立したら食い合いが起きます。
建売業者はとりあえず立てさせれば満足で、
そこで利鞘をしっかり抜くので
利益は確保しています。
ゆえに、商圏内で物件が食い合いになって、
家賃がどんどん下がったり
物件オーナーが空室に悩んでも
建売業者は気にしたりはしません。
でも家賃が安ければ入居者は助かるのでは？
いいものを安く手にできたら願ったりかなったりです。
私だってそう思います。
とはいえ、安ければそれでいいのか？
と、一抹の不安もあります。
安いには安い理由がある。
物件が乱開発されている背景には
物件の質自体も問題になってきます。
とくに、バブル崩壊後の90年代以降のものは
安普請なものが多く隣の音が響いたりとか。
もちろんすべての物件じゃなくて、
中には家賃が低くてもいい物件はあります。
実際のところは、生活してみないと分からないのが現状ですが、
案内の際に壁や床をコンコン叩いてみて
異様に響くような物件であれば避けた方がいいでしょう。
ざっと思った感じはこんな感じです。
それでは。
